2013/04/29

go betty!


最近、途中になってたUGLY BETTYをFOX TVで見かけたのをきっかけにまた見始めて、はまっています♡
ストーリーはご存知の方も多いと思うしここはファッションブログなので、衣装についてのお話を。
MODE MAGAZINEというNYでトップのファッション雑誌を発行している出版社が舞台なんですが、登場人物それぞれにスタイリストがついてるそうです。

主役のベティは歯の矯正と眼鏡がトレードマークの、優しくて頭の良い女の子。柄on柄や大きい水玉にショッキングピンクのタイツ、みたいな出で立ちで、モード誌で働いているのに他人から「何あの子!」と言われるようなファッションセンスの持ち主。同僚のマークには毎朝写真を撮られ”今日のベティ”ってブログを勝手に作られて笑い者にされてるぐらい。
このベティはNYのクイーンズ出身という設定で、実は結構デザイナークローズを着てるらしいんですが、そこにベストとかとんでもない色のセーターを合わせたりして”UGLY”な感じをわざと演出してるそうです。
例えばクロエのブラウスをモデルが着て、スリムなパンツやレギンスを合わせて着たらスタイリッシュになるところを、ベティはベストや柄物のニット、真ん中に大きなチョウチョがついたベルトを合わせちゃう。やりすぎておばあちゃんぽいスタイリングにならないように気をつけてるそうです。最初はアシスタントだったけど、いろんな経験を経てシーズン4では重要なポストに就き、それに合わせて洗練されていくベティを見れます。

そして受付嬢のアマンダ。I'm pretty!といつも言ってる、男好きでちょっと頭の弱い?ミーハーな女の子。言ってることもそうだけど、存在もギャグなので面白すぎます。絶対言わないと誓った知人の大事な秘密も、最新トレンドの服やジュエリーをあげるから、と言われてペラペラしゃべっちゃうし、編集部のクローゼットに潜り込んでいつも服を盗んでたり。ベティの家に転がりこんで、もちろん家賃はぶっちぎり、”食べるな!”と書いてある食べ物も勝手に食べちゃう。そんなキャラのアマンダはトレンド大好きで、ブロンドに巻き髪、ミニスカートにヒール、みたいな女性らしいスタイリングが多いですが、小柄だから服に着られないように気を配ってるそうです。

そして編集長の座を狙い、さらには会社を乗っ取ろうとする、プラダを着た悪魔よりもっと悪どい、 "EVIL QUEEN" ウィルミナ・スレイター。この人はいつでもとにかくゴージャス!ファー、ジュエリー、ドレスと最高級のものを身に纏って、常にボディコンシャスなシルエット。もちろんゴージャスなマンションに住み、16時にはおやつにシャンペンとキャビア。常に見てて気持ちよいぐらい強いスタイリングで登場します。ウィルミナの服、一回着てみたい。。。NYのファションアイコンとして有名な彼女は、出先で服が破れてしょうがなく着た囚人服の青のつなぎも、パパラッチに撮られた写真が雑誌に載れば、とたんにドヤ顔でつなぎを着ている女の子が街に溢れ帰るほどの影響力を持ってます。
ヴァネッサウィリアムズが演じてるんですが、あのアーティストのヴァネッサと同一人物て知らなかったし!デスパレートな妻たちにも出てたけど、歌も上手くて女優でもあの濃い存在感なんて多才ですごい!→"save the best for last"(ここで着てるホワイトのマーメイドドレスも素敵!)

そしてベティの姉のヒルダ。いかにもラテン系なイケイケのお姉ちゃんで、ベティ一家はメキシコ出身なので、訛りのある英語もかわいい♡家族思いの熱いキャラで、原色で露出多めのタイトな格好が多く、気づかれないけど意外にドルチェ&ガッバーナなどを着せてるそうです。
他にもヒルダが高校生の時に産んだ、まだ子供だけどおそらくゲイ?と思われる、ファッションとミュージカルが大好きなジャスティン、とかベティの同僚でアマンダのベストフレンドでウィルミナの腰巾着なゲイのマーク、とか魅力的なキャラがいっぱい!ファッションギャグみたいのも飛び交ってて、そんなところも気にして見てみるとまた楽しめるかも?!
なにより何回か吹き出しそうになったぐらい、ストーリーがはちゃめちゃで面白すぎる上に、ポジティブなベティが何事にもめげずまっすぐ立ち向かっていくし、恋愛もあり、涙する所もありで、アップ&ダウンがありながらも何か頑張るって良いな、って思えるので、海外ドラマの中でもこれは是非コンプリートをオススメします☆
最後に「センスに自信が無い」と弱音を吐いたベティにウィルミナが言った一言。
「センスとは自分の感覚を信じる勇気を持つこと」
確かに!


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