NY ブルックリン発のジュエリーブランド FORTUNE FAVORS THE BRAVE。
ネイティブアメリカンやウェスタンテイストを落とし込んだ、モダンで大胆なデザインが特徴です。
初めて耳にする方も多いかもしれませんが、L.Aのamerican lag cieやsatine、パリのcoletteでも取り扱われているアップカミングなブランドです。そしてあれもこれも気になるものばかり、、、!
今回はデザイナー Shannon Davenportさんのインタビューをお送りします。
この日のshannonはペールグレーのトップスにマキシスカート、ファージャケットにウェスタンブーツと自身のFORTUNE FAVORS THE BRAVEのジュエリーというスタイリング。 寒いNYでも一人軽やかなカリフォルニアムードをまとっていました。私は写真を撮りながらもロープ柄で縁どられたピラミッド型リングにくぎづけ!もちろんネックレスもステキです。
Q1.FORTUNE FAVORS THE BRAVEについて教えて下さい。
FORTUNE FAVORS THE BRAVEは親友のJulia Wilsonと一緒に始めたジュエリーブランドです。二人ともカリフォルニアのサンディエゴ出身で、ファッション業界で働くため3年前にNYに引っ越してきました。
私たちはボヘミアンで合わせやすく、それでいて都会でもシックに着けられるジュエリーを作りたいとずっと思っていて、ターコイズや彫りの入ったデザイン、チェーンフリンジなどを多く取り入れています。
Q2.デザインする上で一番影響を受けているものは何ですか?
アメリカの南西部や、70年代の優雅でグラマーな雰囲気からインスピレーションを得ています。特に複雑に彫られたコンチョ(コインやメダルを金槌で叩いて作られた飾りボタン)や、本物のカウボーイが馬のサドルを飾るために使っていたメタルパーツなどに強く影響を受けていて、そういった伝統的なコンチョなどを着やすくフェミニン、また今の時代に合った形でデザインに取り入れています。
Q3.個人的にはどんなファッションを好きで、普段着ていますか?
二人ともアクセサリーを目立たせられるようなベーシックでレイドバックな服が好きです。ジュエリーとステキな靴を、ちょっとだらしない感じのルーズなシルエットのパンツやマキシスカートに合わせてドレスアップするのが定番です。
Alexander wang, PENDLETON, Opening Ceremony, SUNOがフェイバリットブランドで、今はオーストラリアブランド Shakuhachiにも夢中!
Q4.スタイルアイコンは?
STEVIE NICKS (70年代に大人気だったバンド Fleetwood Macのメンバー)はいつでも素晴らしく、アイコニックなスタイルの持ち主だと思う。一番好きな曲は1970年代後半のアメリカで最も有名な歌のうちの一つの ”DREAMS" で、本当に美しい曲です。
あとはマリクレール誌のエディター Taylor Tomasi ( 赤毛でブランド、カラー、プリントを自由に着こなすスタイリングでコレクションスナップの常連 ) の着ているものをチェックするのも大好き!彼女はクリエイティブな服も着るし、いつ見ても違うスタイルをしていてとにかく変化をつけるのが上手。
Q5.・NYとカリフォルニアでそれぞれ好きな場所は?
NYとカリフォルニアは全く違っていて、それぞれ違う理由で愛しています。NYは特別なブティックがいくつかあり、ブルックリンの"Bird"やマンハッタンの"Maryam Nassir Zadeh"で、なかなか手に入らないJeremy Laing やRaquel Allegraのようなデザイナーの服を見られること、
対してカリフォルニアはヴィンテージストアやスリフトショップが最高。NYは競争率が激しいからクールな物を見つけるのは大変だけど、カリフォルニアには残っている確立が高いから。サンフランシスコの"Wasteland"はとにかく巨大で本当にリーズナブルだから気に入っています。ものすごく状態の良いラビットファーコートをたった25ドルで見つけたこともあるの!
Q6.日本ではどこで購入できますか?
春夏の新作はshinzone、soareakで発売される予定です。
Q7.日本の方々にメッセージをお願いします!
ジュエリーを気に入ってもらえたら嬉しいです。日本はクリエイティブでインスパイアされるものがたくさんある場所だから、近々ぜひ訪れたいと思っています!
2011 spring/summer LOOKBOOK
OFFICIAL HP : http://www.fortunefavorsthebravenyc.com/
ルックブックではインタビューで聞いたとおりの”ボヘミアンで着やすくシック”なジュエリー&洗練されたスタイリングが続きますが、本人もまさにそんな感じのステキな人でした。Taylor Tomasiの話やカリフォルニアのヴィンテージなど好むポイントが共通するところが多く、個人的にも楽しいインタビューでした!今後も注目していきたいと思います。
気になった方は雰囲気が伝わりやすいと思うのでぜひ上の”DREAMS"を聞いてみて下さい☆(リンクが貼ってあります)。そして生粋のカリフォルニアガールshannonにはやっぱりNYは寒すぎるそう。早く春が着てほしいと思うのはみんな一緒ですね!