2014/09/28

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何気なく本を見ていたら、あれ!モデルの日登美さん!?
(雑誌やコレクションにたくさん出ていた)って今こんなナチュラル系なの??と思って手に取ったこの本。
何気なくぱらぱら見てたらすごい面白くて!


本のキーワードは、自然育児、シュタイナー教育、マクロビ、ヨガ、みたいなんだけど
メインは、2年以上かけて伝統工法の家を建てる、という内容で、
場所も東京から引っ越して、家を建てる為に田舎の竹林を切り開いたり、
土壁の材料もみんなでわらと水と土を土のプールでこねて手作りして、一年寝かせたものを使ったり。
なんと基礎の基礎から手作り!


私の実家も3年前、両親が校倉造りという釘を使わず、木材を組み合わせるだけで建てる伝統的な建築法(代表的なものは東大寺の正倉院など)で、家を建てたばかりなので、梁が丸出しで天井裏がないつくりとか、クロスを貼らないところ、骨組みとか似ているところが多くて。
大工さんに毎日10時と3時の差し入れをしてるところとかも w。


1年以上、家が建っていく様子を見ていたら俄然家づくりに興味が湧いたので、すごい面白かったんです
(長くなるのでこれはまた今度)。

そしてこの時点で女の子2人に末っ子は双子の男の子の4人のママ!
&家を建てた時点でパートナーとは別の道を歩むことにしたそう。

ベジタリアンでマクロビを取り入れてる日登美さんは、料理はもちろんおやつまで
ぜーんぶ手作りなんだけど、そのなんでも作っちゃう感が半端なく。キャラメルまで作るんだって!


私はベジタリアンじゃないけど野菜大好きだし、祖父母が野菜やお米を作ってくれて旬の物を食べるのは大事って言われていたし、母も食にはすごく気を使い、おやつも手作りで育ってきたから、すごく親近感が湧いて。


文章も素敵で、その後が気になって調べてみたら、
田舎暮らしから東京に戻り、マクロビを学んだり、元一流モデルさんなのに、普通に時給で自然派カフェで働いていろいろ学び、料理教室やワークショップをされた後、ドイツ人のパートナーさんと臨月でブラジルへ一家で引っ越し、病院ではなく家庭で出産し、5人目のお子さんがもうすぐ1歳!らしいです。

このブラジル記がまたすごく面白くて。
カルチャーショックを受けつつ、四苦八苦して食料を調達したり、田舎すぎて牛の大群に阻まれたり、現地の肉食文化を目の当たりにして、それをリスペクトして自分のポリシーに捕らわれずに、肉料理も取り入れたり。

日登美さん本職の料理も、納豆が無いから作る、とか、冷やし中華も麺から手作り、とか。
例えば金柑の酵素ジュースをつくったら、残った果実でキャンディーを作って、それをさらにシロップにもしたり。

それが、今日時間があったから凝ってみました、じゃなくて、毎日なんだよね。
作る、のレベルがね。すごすぎて。目から鱗です。

私は自然とか体に優しいものは大好きだけど、べージュ&ブラウンで統一されているようなザ・ナチュラル系!みたいなスタイルは縁遠くて、あまり知らないので、失礼があったらゴメンナサイなんですが、そんなジャンルを飛び越えて新しい発見でした。

何か本質的なものを教えてもらったような気がする。

5人の子供もひとりひとりしっかり見ながら、これだけのことをするなんて
手間もパワーもいることだから並じゃないし、ほんとに愛情たっぷりの方なんだなって。

これだけたくさん経験されて、今年でまだ35歳だそう。

もう尊敬の一言しか出てこない!

興味のある方はぜひ♡

他にも本を何冊か出されてるみたいなので、読んでみようっと!楽しみ。

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